【とよはし忍術伝説】上級編

「陰陽は呼吸、五行は鼓動──

その調和こそが、真の忍術なり」

この度は、忍術伝説・中級をクリアいただき本当にありがとうございます!

そして上級に挑んで下さり、とても嬉しいです!

上級はオンライン完結です。

帰宅した後やゆっくり寛ぎタイムにもお楽しみいただけます♪

7月7日迄は公開しているので、ぜひお時間のある時に遊んでくださいね!

――よくここまで辿り着いてくれた。

礼を申す。見事である。

幾重もの謎を越え、五行の理を悟り、
ついに秘伝の忍術を発動する資格を得たのだ。

この先は、真実を知る者のみが進める道――
最後の試練が、そなたを待っておる。

ここで一つ、真実を明かそう。

この国に代々伝わる秘伝の忍術。

その名も


《輪廻封陣(りんねふうじん)》

時の旅人」とも呼ばれる、摩訶不思議なる術じゃ。

輪廻封陣(りんねふうじん)

  • 過去の一部を、ほんのわずか書き換えることができる
  • 未来を一瞬、垣間見ることができる
  • 歴史を変えるような大事には使えない。時空の均衡が崩れるため。

実は殿様が、日々こまめに草をむしり、苔と語らい、
菜の花に話しかけていたのには、訳がある。

それは——
天地自然の気」を読み、わずかに現れる時空のゆがみを見逃さぬため。
庭に降る風や、虫の声の中に、術の発動の兆しが潜んでいたのだ。

そしてそのゆがみの瞬間に、
調和された五人の「五行の念」を放つことで、
ついに輪廻封陣は発動する。

殿様は何度か輪廻封陣を発動させ

近い未来を垣間見た。

そして、すっかり未来の虜になった。

だが――

数年前から術は発動することはなくなった。

五行の調和が乱れていたのだ。

殿様は、すぐにその異変に気づいた。

「五行の心に、反する者が…ひとりおるな」

5人の五行のうち、1人が偽りの心を持ち始めた。

だが、それもまた流れのひとつ。
因果とあらば、騒がぬ。

いつしか解決する時が来ると、平然を装っていた殿様。

そんな日常を暮らしていたある日。

殿様が昼寝していたら、突然刺客に襲われた。


刀を突きつけた刺客が叫ぶ。

「秘伝の忍術を…よこせ!」

しかしその声が終わるより早く、
忠義の忍者たちは殿様を担ぎ、城から脱出した。

逃げ延びた先、城下町ではちょうど祭りの真っ最中。

殿様が振り返ると――
「し…城が燃えておる!!!」

寝床を失ったショックで膝から崩れる殿様。

「わしはこれから…どこで寝ればええのじゃ…」

だが、忍者のひとりが言う。

「姫は、お祭り会場で踊ってました!」

その言葉で、殿様は正気を取り戻す。

「そういえば…この火災、
 今までにない時空のゆがみを生んでおる…
 輪廻封陣を発動させる絶好のチャンスでは…?」

だが、念がブレた。

「未来が見たい…裏切り者も暴きたい…寝床も復活させたい…」

このままでは、術は暴走する——
そう思った瞬間、未来の“とある姿”が垣間見えた

「す…スマ…ホ……?!

なんだ、この時代は」

どうやら術は、だいぶ遠い未来の世界に届いたらしい。


そして未来では、とあるイベントの中で「謎解き」が開催され、
見習い忍者(=あなた)が裏切り者を暴く運命にあるという…。

裏切り者とは、真の五行の精神に反する者

殿様を襲った刺客の仲間は、殿様が信頼する五行を持つ3人の忍者の中にいる。

中級の各地に散らばる謎の中に、1人だけサラッと不正解を教えたあの忍者...

自己紹介文と「あわせ謎の五行」を見くらべよ!

裏切り者には、他のものにはない特徴がある。

そして裏切り者を暴き、輪廻封陣を発動させるのだ!