子供の気質というものがありますが
我が家は長男が特に疳の強い大変な子でした。
生まれてから年中さんになる5歳頃まで夜泣きが続き
疲弊したお隣さんが申し訳なさそうに「うるさすぎて寝れない」と訴えられ
お隣さんのいないマンションへ引越し→
上の階から同様の訴え→引越し先がなく実家へ→
防音環境の整ったマンションへ引越しと
3回の引越し。
やかましすぎて子供向けのファミレスにすら入れず
子連れでどこか行くのが大きなストレスでした。
まるで野生の暴れ猿のように
家の中は終始グチャグチャ。
保育園に通い始めると
園では大人しく可愛らしい男の子だったようで
みんなから愛されました。
アトピーっ子で市販の加工食品がほぼ全滅だったため
朝は漢方薬がけご飯(笑)を食べさせてたのを覚えています。
長女が生まれた時、生後間もないのに「ミルク」「おむつ」と何をしてほしいのかわかる泣き方をする子で
「なんて楽な赤ちゃんなんだろう!
大変すぎる子が長男でいてくれたから、他の子育てるの楽勝かも!」
もっと子供が欲しいなと、20代30代はそればかり考えていました。
子育ての中で、父のお兄様に教えてもらった
子育ては身口意の修行
その意味は、実はよくわからないのですが
ただ子育てしているだけで修行してることになるのは誇らしいことに感じ、元気が出ました。
長男長女も成人して
自分の人生を歩んでいますが
何かに頑張っている姿、喜んでる姿、努力して幸せを掴もうとしている姿
他の何よりも、幸せを実感します。
この気持ちは修行の成果なんでしょう。