「婚活しているけれど、好きな人ができない」
「いい人には出会うけれど、恋愛感情が湧かない」
最近、そんな悩みを聞くことが増えました。
もちろん、本当にまだ心が動く相手に出会っていないこともあります。
でも、好きになれない原因が、必ずしも「相手」にあるとは限りません。
人を好きになるというのは、相手の条件だけで決まるものではなく、自分自身の心の状態にも大きく左右されます。
今回は、「好きな人ができない」と感じたときに、一度考えてみてほしい5つのことを紹介します。
① 心を動かす余白がない
婚活をしていると、
「年収は?」
「仕事は安定している?」
「結婚できそう?」
「価値観は合う?」
「この人を選んで大丈夫?」
と、たくさんのことを考えます。
もちろん結婚相手を選ぶ以上、条件や相性を見ることは大切です。
ただ、そればかりになってしまうと、相手を感じる前に頭で判断してしまいます。
本当は少し気になっていたのに、心が動く前に「なし」と決めてしまう。
恋愛には、相手を評価する時間だけでなく、相手を知り、自分の感情を感じる余白も必要です。
② 自分が何に惹かれるのかわからない
「ドキドキしないから、好きじゃない」
そう思っている人もいます。
でも、好きになるきっかけは人それぞれです。
顔や雰囲気かもしれない。
声や仕草かもしれない。
会話のテンポかもしれない。
安心感、尊敬、ユーモア、自分にはない世界を持っていることかもしれません。
だから、自分が何に惹かれるのかを知らないと、心が動いていても、それを「好き」と認識できないことがあります。
「好きな人ができない」のではなく、「自分の好きのスイッチをまだ知らない」だけかもしれません。
③ 傷つくことへの警戒が強い
誰かを好きになると、期待します。
そして、期待するからこそ、失ったり傷ついたりする可能性も生まれます。
過去の恋愛で傷ついた経験がある人ほど、
「また同じことになったらどうしよう」
と無意識に警戒してしまうことがあります。
相手を好きになる前に欠点を探したり、冷静になろうとしたりして、心が動くことそのものを止めてしまう。
「好きになれない」のではなく、好きになることから自分を守っている場合もあります。
④ 相手に「自分を幸せにしてくれること」を求めすぎる
婚活では、
「この人は私を幸せにしてくれる?」
という視点になりやすいものです。
もちろん、結婚後に幸せになれる相手を選ぶことは大切です。
でも、それだけでは相手を「自分を幸せにしてくれる人」として評価するだけになってしまいます。
少し視点を変えて、
「私はこの人と、どんな人生を作りたい?」
と考えてみる。
「この人と一緒なら、人生を楽しめそう」
「この人と一緒なら、自分も頑張れそう」
そんな感情から、恋愛が始まることもあります。
⑤ 自分自身の人生が止まっている
自分が何をしたいのか。
何を楽しいと思うのか。
どんな人生を送りたいのか。
それが分からない状態では、「誰かと一緒に生きる未来」も想像しにくくなります。
恋愛は、相手から幸せを与えてもらうだけではありません。
「この人と一緒なら、私も人生を楽しめそう」
と思えることも、誰かを好きになる大切なきっかけです。
だから、「好きな人ができない」と悩んだとき、すぐに「いい人がいない」と結論を出さなくてもいいのです。
もしかすると必要なのは、もっと多くの人に会うことではなく、自分の心が何に動くのかを知ることかもしれません。
そして、最初から大きな恋愛感情が生まれるとは限りません。
「なんとなく気になる」
「もう一度会ってみたい」
そんな小さな心の動きから始まり、何度か会ううちに「好き」が育っていくこともあります。
好きな人を探すだけではなく、自分の心が動く場所を探してみる。
それも、運命の人に出会うための一つの方法です。


