
婚活で、いざ、お相手と初対面。
プロフィールを何度も読み返し、会話のネタも準備して、今日は絶対に失敗しないぞ!と意気込んでいたはずなのに……。
なぜか普段なら絶対にしないようなことをやってしまう。
緊張しているからこそ、気を遣いすぎたり、相手に良く見られようと頑張りすぎたり。そんな経験、ありませんか?
今回は、婚活の初対面でありがちな「やっちまった!」エピソードを4つご紹介します。
① 普段は絶対言わない失言
相手の趣味を聞いて、興味を持ったので詳しく聞いてみようと思った。
「それって、どんなところが楽しいんですか?」
と聞くつもりだったのに、口から出たのは、
「それの何が楽しいんですか?」
……あぁー!やっちまった。
本人としては純粋に興味があっただけなのに、言い方ひとつで相手を否定するような質問になってしまう。
相手も、せっかく好きな趣味の話をしたのに、なんだか否定されたような気分。
会話を盛り上げようとしたはずが、気まずい空気をつくってしまいます。
なぜこんなことが起きるの?
緊張していると、頭の中で考えていることと、実際に口から出る言葉が一致しないことがあります。
特に、相手の話を理解しようと急いでいると、言葉を選ぶ余裕がなくなってしまうことも。
質問するときは、「自分がどう感じたか」よりも、「相手がどう受け取るか」を少しだけ意識してみるとよいかもしれません。
「どんなところが楽しいんですか?」
「始めたきっかけは何だったんですか?」
そんな言い方なら、相手も自分の好きなことを話しやすくなります。
② おちゃらけたつもりが、ただの失態
初対面の緊張をほぐそうと思い、ちょっとした冗談や遊びをしてみる。
喫茶店で、ストローの袋を細く縮めて、水を少し垂らして伸ばす遊び。
昔、誰かがやっていたような、ちょっとしたおちゃらけ。
本人としては、場を和ませるつもりだったのですが……。
相手から返ってきたのは、まさかの冷ややかな視線。
「あれ?今の、面白くなかった?」
笑ってもらえると思ったのに、むしろ幼稚だと思われてしまったのかもしれません。
笑いのツボは、人によって違う
初対面では、相手がどんな笑いを好むのか、どんなノリが心地よいのか、まだわかりません。
自分にとっては面白いことでも、相手にとってはそうではないこともあります。
もちろん、ふざけること自体が悪いわけではありません。
ただ、相手の反応を見ながら、少しずつ距離を縮めていくことが大切です。
無理に笑わせようとするより、自然に会話を楽しむほうが、結果的にお互いの人柄も伝わりやすくなります。
③ 自虐ネタが、ただの自虐に
初対面で、自分をよく見せようとするのも疲れる。
だったら、ちょっと自虐でもして笑いを取ろう。
「いや~、自分に自信もないし、ダメなやつなんですよ(笑)」
明るく言えば、ちょっとした笑いになるはず。
ところが、緊張のせいなのか、なぜか深刻なトーンで吐き出すように言ってしまった。
「自分なんて、本当にダメで……」
相手もどう返していいかわからず、時が止まった。
……あぁー!やっちまった。
自虐は、意外と難しいコミュニケーション
自虐は、相手との距離が近ければ笑いになることもあります。
しかし、まだお互いをよく知らない初対面では、相手もその言葉をどう受け取ればよいのか迷ってしまいます。
「そんなことないですよ」と励ますべきなのか。
それとも、笑って受け流してよいのか。
場合によっては、相手に気を遣わせてしまうこともあります。
自分の欠点を伝えることは悪いことではありませんが、初対面では、無理に自分を落として笑いを取ろうとしなくても大丈夫。
自虐よりも、自分のちょっとした失敗談を話すほうが、自然な笑いにつながることもあります。
④ エスコートを意識しすぎて、逆に女性にリードされる
「ここは男らしくエスコートしなければ!」
そう意気込んで、喫茶店の入り口で颯爽とドアを開ける男性。
ところが、そのお店は二重ドア。
最初のドアは開けてリードしたものの、次のドアではなぜか女性にリードされる。
気がつけば、女性の案内でソファー席へ。
さらに、男性がお手洗いに行っている間に、女性が会計まで済ませていた。
もちろん、次はなかった。
……あぁー!やっちまった。
エスコートは、頑張ればよいというものでもない
女性を大切に扱いたい、スマートに振る舞いたい。
そんな気持ちは素敵ですが、エスコートを意識しすぎると、かえって動きがぎこちなくなってしまうことがあります。
また、女性側も、男性が頑張っている姿を見て、気を遣ってリードしてくれることもあります。
大切なのは、男性がすべてを完璧に仕切ることではありません。
相手の様子を見ながら、自然に気遣いができること。
ドアを開けることも、席を案内することも、会計をすることも、二人が心地よく過ごすための行動です。
エスコートの正解は、必ずしも男性がリードすることではないのかもしれません。
婚活の初対面で、なぜ空回りしてしまうの?
ここまで4つの失敗を紹介しましたが、共通しているのは、「相手に良く見られたい」という気持ちが強くなりすぎていることです。
緊張していると、普段よりも自分の言動を意識しすぎてしまいます。
- 面白い人だと思われたい
- 会話を盛り上げなければ
- 男らしく、スマートに振る舞いたい
- 自分の魅力を伝えなければ
そんな気持ちが強くなるほど、自然なコミュニケーションが難しくなることがあります。
そして、相手の反応が少しでも予想と違うと、さらに焦ってしまう。
結果として、普段ならしない失言や、空回りした行動につながってしまうのです。
初対面では、完璧な自分を見せなくていい
婚活では、初対面の印象が大切だと言われます。
確かに、第一印象はその後の関係に影響することがあります。
でも、だからといって、完璧な自分を演じる必要はありません。
会話が少し途切れてもいい。
冗談が滑ってもいい。
ちょっと不器用でもいい。
大切なのは、相手を楽しませることだけではなく、自分も相手との時間を楽しむことです。
相手の話を聞き、興味を持ち、自然に会話をする。
それだけでも、十分に人柄は伝わっていきます。
失敗も含めて、人と人との出会い
婚活の初対面は、誰だって緊張するものです。
普段は普通にできることが、なぜかできなくなる。
そんな失敗も、後から振り返れば笑い話になることがあります。
そして、ちょっとした失敗を笑い合える相手なら、案外相性がよいのかもしれません。
「魅力的な自分を見せなければ」ではなく、
「この人と一緒にいると、どんな時間になるんだろう?」
そんな気持ちで出会いを楽しめたら、婚活も少し楽になるはずです。
初対面で完璧に振る舞うことよりも、二人で心地よい時間をつくること。
それが、次につながる出会いの第一歩なのかもしれません。


