恋愛初心者さんは、違和感があっても結婚をやめないで!

「違和感のある結婚は、やめたほうがいい」

婚活や恋愛の相談をしていると、こうした言葉をよく聞きます。

たしかに、違和感は無視しないほうがいいものです。

一緒にいると苦しい。
大切にされていない気がする。
話し合いができない。
相手の言動に不誠実さを感じる。

こうした違和感には、自分を守るための大切なサインが含まれていることがあります。

ただし、この言葉には少し注意が必要です。

なぜなら、「違和感のある結婚はやめたほうがいい」という言葉は、違和感を見分ける力がある人を前提にしているからです。

恋愛経験が少ない人や、異性と深く関わった経験が少ない人の場合、親密になる過程で起こる小さな衝突や戸惑いまで、「これは危険な違和感なのでは」と受け取ってしまうことがあります。

でも、その違和感は、必ずしも「結婚をやめたほうがいいサイン」とは限りません。

目次

恋愛初心者さんが感じる「違和感」の正体

恋愛経験が少ない人ほど、異性と深く関わる中で起こる自然な戸惑いを、強い違和感として受け取りやすいことがあります。

たとえば、

「本音で話し合えない」
「価値観が違う」
「相手が独りよがりに見える」
「最初の印象と違う」

こうしたことが起こると、

「この人とは合わないのかもしれない」
「結婚したら後悔するのでは」
「やっぱりやめたほうがいいのかな」

と不安になるかもしれません。

もちろん、本当に相性が悪い場合もあります。
無理に進めないほうがいい関係もあります。

でも、人と親密になる過程では、こうした違和感が起こりやすく、それは決して「この人と結婚をやめたほうがいい」サインではありません。

むしろ、他の誰でもない、その相手だから、この違和感を感じるほど親密になることができた

安易に手放してはいけない相手とも言えます。

恋愛初心者さん向け、違和感の原因の一例

本音で話せないのは、本音で話したことがないから

恋愛初心者さんは、「好きな人とは自然に本音で話せるもの」と思い込んでることがあります。

家族や友人、職場の人にいくら本音で話しているとしても、それは恋愛では通用しません。

恋愛の人間関係は、他の人間関係と別物です。

恋人・結婚候補となる相手と本音で話し合うには、練習が必要です。

最初から何でも言える関係は、どちらかが経験を積んだからこそできる関係なのです。

双方が恋愛初心者の場合、いきなり本音で話せることは珍しい現象なのです。

多くは、

「こんなことを言ったら嫌われるかも」
「重いと思われたらどうしよう」
「相手を困らせたくない」

そう思って、言葉を飲み込んでしまったりします。

これは、相手との相性が悪いからとは限りません。

まだ関係が浅いから。
自分が恋愛に慣れていないから。
親密になること自体に緊張しているから。

そういう理由で、本音が出しにくくなっている場合もあります。

価値観が違うのは、むしろ当たり前

「価値観が違う」と感じると、不安になる人は多いです。

でも、まったく同じ価値観の人はいません。

お金の使い方。
休日の過ごし方。
家族との距離感。
連絡の頻度。
将来の考え方。
感情の表し方。

などなど、

こうしたものは、育ってきた家庭や経験によって違います。

大切なのは、価値観が違うこと自体ではありません。

違いが出たときに、相手の価値観を尊重できるか。

できない場合は、

相手と話し合えるか。
相手の考えを聞こうとできるか。
自分の気持ちも伝えられるか。
どちらか一方だけが我慢する関係になっていないか。

そこを、長い目で見ることです。

「価値観が違うから無理」とすぐに決める前に、

その違いを二人で扱えるかを見ていくことが大切です。

独りよがりに感じるのは、親密になった証

何度もデートを重ねるにつれ

相手の行動を見て、「なんだか独りよがりだな」と感じることもあると思います。

自分の話ばかりする。
こちらの気持ちに気づいてくれない。
良かれと思っているけれど、少しずれている。

こういう場面では、モヤモヤするのも自然です。

実はこの現象は、相手があなたに心を許したからこそ起きる現象でもあります。

人は、最初の頃は気を遣えても、段々とボロが出てきます。

そのボロが出てきても、相手は受け入れてくれるだろうという無意識の合図です。

そして、相手にも相手の考えや事情があります。

聞かない限り、相手がなぜその態度なのか原因を知ることはできません。

もちろん、一方的な押しつけや支配を受け入れる必要はありません。

でも、親密になる過程では、お互いに多少の不器用さが出ることは自然なことです。

大切なのは、「この人はダメだ」と決めつける前に、

「私はこう感じた」
「こうしてもらえると安心する」
「その言い方だと少し寂しくなる」

と伝えたとき、相手が聞こうとしてくれるかです。

話し合おうとする姿勢があるなら、その違和感は関係を育てる入口になることもあります。

最初の印象と違うのは、相手を知り始めた証拠でもある

最初は優しそうに見えた。
落ち着いている人だと思った。
気が合うと思った。

でも、何度か会ううちに、違う面が見えてくることがあります。

思ったより頑固。
意外と不安が強い。
少し頼りない。
自分の意見を言うと戸惑う。

こうした変化を「最初と違う」と感じると、不安になるかもしれません。

けれど、人は最初からすべてを見せているわけではありません。

関係が深くなったからこそ、相手の欠点や弱さが見えてくることもあります。

それは、幻想が壊れたというより、現実の相手を知り始めたということでもあります。

ただし、危険な違和感は無視しない

ここで大切なのは、「違和感があっても全部我慢しましょう」という話ではないことです。

無視してはいけない違和感もあります。

たとえば、

話し合いを避ける。
こちらの気持ちを軽く扱う。
怒ると支配的になる。
謝らない。
嘘をつく。
人格を否定する。
お金や異性関係に不誠実さがある。

こうした違和感は、親密になる過程の戸惑いとは別です。

安心して関係を築くことが難しいサインかもしれません。

だから、違和感を全部気のせいにする必要はありません。

大切なのは、その違和感が、

「関係を育てる途中で起きている戸惑い」なのか、
「自分を守るために必要なサイン」なのか、

少しずつ見分けていくことです。

強烈な「好き」だけが正解ではない

恋愛初心者さんほど、

「好きならもっとドキドキするはず」
「迷うなら好きじゃないのかも」
「違和感があるなら運命の相手ではないのかも」

と思いやすいことがあります。

でも、強烈な好きは、時に不安や依存と結びついていることもあります。

追いかけたくなる。
不安にさせられるほど気になる。
手に入りそうで入らないから執着する。

そういう感情を「好き」と感じることもあります。

だから、「刺激が少ない=好きではない」と決めつけるのは早すぎます。

実は、安心できる相手との関係は、最初から大きく心が揺れないことがあります。

親密になる過程のモヤモヤが面倒くさく感じてしまい、冷めてしまうこともあります。

それはある意味、対等で健全な関係を築けているから、冷めるのです。

「好きなのか好きじゃないのか、よくわからんくなったから」と

お断りしてしまうには、かなりもったいない相手かもしれません。

穏やかで、話し合えて、一緒にいる自分を嫌いにならない。

そういう関係が、結婚ではとても大切になることがあります。

違和感があっても、焦って結論を出さなくていい

違和感は、誰にでも起こります。

恋愛経験が少ない人にも起こります。
経験がある人にも起こります。

大切なのは、違和感を感じた瞬間に「やめなきゃ」と決めつけないことです。

そして同時に、傷つけられる違和感まで我慢しないことです。

自分は何にモヤモヤしているのか。
それは相手の言動によるものなのか。
自分の不安や経験不足から来ているものなのか。
相手に伝えたとき、話し合えるのか。
繰り返し傷つけられていないか。

そうやって、少しずつ見ていけばいいのです。

まとめ

「違和感のある結婚はやめたほうがいい」

この言葉は、間違いではありません。

でも、この言葉の前提として

親密な関係を何度も経験していて、恋愛初心者さんがつまずくような事柄は悩む前にたやすく解決できる状態

の人であるということ。

その上でさらに感じる、直感的な「違和感」という意味です。

右も左もわからない状態で、すべての違和感を危険信号だと思ってしまうと、本当は健全に育てられる良好な関係まで手放してしまうことがあります。

違和感は、必ずしも「結婚をやめたほうがいい相手」のサインとは限りません。

人と深く関わる中で、誰にでも起こることでもあります。

違和感は、敵ではありません。
でも、違和感だけで結論を急がなくてもいい。

焦らず、あなたらしいペースで相手を知っていく。
そして、その違和感が「関係を育てるための戸惑い」なのか、「自分を守るためのサイン」なのかを見ていく。

それが、恋愛や結婚で自分を大切にする力になっていくのだと思います。

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この記事を書いた人

mayuのアバター mayu 心結び✩.*˚恋愛・婚活・結婚後のリアルを伝える婚活カウンセラー

恋愛や婚活だけでなく、結婚後のリアルな暮らしやお金についても、わかりやすくお伝えしています。
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